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トランス脂肪酸について

2008年12月08日

「トランス脂肪酸の有害性」

人体は摂取されたシス型脂肪酸もトランス型脂肪酸も同じように処理しようとしますが、トランス脂肪酸は通常ではありえない構造のため処理しきれずそのまま体内に蓄積されたり、身体に深刻な影響を及ぼすことが大きな問題になってきています。

◆ 心臓疾患のリスクを高める
飽和脂肪酸が悪玉コレステロールを増加させることは広く知られていますが、トランス型の飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを増やすだけでなく、肝臓に悪影響を及ぼしてコレステロール調節機能のバランスを崩し、善玉コレステロールを減少させることがわかっています。 言うなれば倍速のマイナス効果で動脈硬化を促進し、心臓疾患のリスクを非常に高めるのです。

◆ 免疫機能の低下
トランス脂肪酸は、体内で細胞膜の形成時において弱く不安定な細胞膜を作る要因となり、ウイルスや細菌が進入しすくなって免疫機能を弱らせます。関節炎等の慢性炎症性疾患、アトピー性皮膚炎やアレルギー、クローン病など多くの病気との関連が指摘されています。

◆ 発ガンのリスクを高める
結合している水素原子によって体内の酸化が進み、細胞遺伝子が酸化されてガンになる可能性が高くなるそうです。アメリカではガンによる死亡率とトランス脂肪酸を含む植物油の消費率の増加がほぼ一致しているというデータさえ報告されています。

◆ 痴呆の引き金になる
トランス脂肪酸をたくさんとるお年寄りは痴呆になりやすい、という気掛かりな研究結果が、米国シカゴ近郊に住む65 歳以上の住民 8500人を長期間追跡した「CHAP」(Chicago Health and Aging Projects)によって、米国神経学会が発行する学術誌、Neurology 誌 2004年5月11 日号で発表されています。
 米国Rush 健康加齢研究所のM. C. Morris 氏らは、動物実験や、 数百人を追跡した疫学調査で、トランス脂肪酸が認知機能を下げる恐れがあると報告されていることに着目しました。そしてより多くの人を追跡した「CHAP」研究のデータを使い、トランス脂肪酸や飽和脂肪酸の摂取量と認知機能との関係を調べた結果、トランス脂肪酸をたくさんとっている人ほど、認知機能が早く低下することが判明しました。   トランス脂肪酸や飽和脂肪酸をたくさんとる人では、「血中に悪玉コレステロールが増えるため心臓だけでなく脳の動脈硬化も進み、 認知機能が早く落ちやすくなるのでは」と研究グループはみています。

(2004/5/14 日経BP社「マーガリンのトランス脂肪酸が痴呆の引き金に」より)

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